コラム
グラウンドゴルフの打つ順番は?2打目以降とローテーションを解説

みなさん、こんにちは。ぐらごる王子です。
グラウンドゴルフの打つ順番は、決められた順番で1打目を打ち、同じホールの2打目以降も、ボールの遠い・近いに関係なく、その順番で打ちます。次のホールの打ち始めには、同じ順番を使う固定式と、先頭を一人ずつ交代するローテーション方式があります。
講習会や大会では、主催者が決めた方法で行います。日本グラウンド・ゴルフ協会(JGGA)の公式Q&Aでも、固定式とローテーション方式が紹介されています。参加する大会の案内もあわせて見ておくと安心です。
※本記事は2026年10月24日に確認した情報をもとに構成しています。
グラウンドゴルフの打つ順番は?まず結論
JGGAの公式ルール第4条では、ゲームは「きめられた打順にしたがって」打ち始めるものとされています(公式ルール)。打順は、場面ごとに次のように考えるとわかりやすくなります。
| 場面 | 誰から打つ? |
|---|---|
| 最初のホールの1打目 | 主催者や組で決めた順番 |
| 同じホールの2打目以降 | そのホールの1打目の順番(ボールの遠い・近いは関係なし) |
| ホールポストまでクラブヘッドの長さくらいに近づいた場合 | 同伴者に「お先に」と声をかけて、続けて打つこともできる |
| 次のホールの打ち始め | 固定式は同じ順番、ローテーション方式は先頭を一人ずつ交代 |
最初のホールの打順
最初のホールで誰から打つかは、主催者が決めた方法に従います。大会では、スコアカードの氏名の並び順など、主催者が指定した順番に従います。仲間同士の練習で指定がない場合は、プレー前に組のメンバーで順番を決めておきましょう。
この記事では、4人でプレーする場合の例として、最初のホールの1打目をA→B→C→Dの順番とします。
2打目以降の打順は?
同じホールの2打目以降は、ボールの遠い・近いに関係なく、そのホールの1打目の順番で打ちます。
- そのホールの1打目がA→B→C→Dなら、2打目以降も基本はA→B→C→D
- 次のホールでローテーションして、1打目がB→C→D→Aになったら、そのホールの2打目以降も基本はB→C→D→A
ここでいう「1打目の順番」は、最初にプレーしたホールの順番をずっと使うという意味ではありません。「いま打っているホールの1打目の順番」のことです。ホールポストから遠い人や近い人を優先するのではなく、決めた順番で打ちます。
すでにトマリ(ボールがホールポスト内で静止すること)した人は、そのホールでは以後打ちません。残っている人が、元の順番を保ってプレーを続けます。
ホールポストに近づいたボールは?
ボールがホールポストにクラブヘッドの長さくらい(クラブヘッド1個分ほど)まで近づいたときは、続けて打つこともできます。公式Q&Aでも「続けて打つとよいでしょう」と案内されています。その際は、同伴プレーヤーに「お先に」と声をかけるのがエチケットです。必ず続けて打たなければならないわけではなく、順番どおりに打っても構いません。
次のホールは固定式?ローテーション方式?
次のホールの打ち始めで、固定式とローテーション方式の違いが出ます。公式Q&Aでは、固定式は「各ホールごとに一番から一打ずつ順番に打っていく」方法、ローテーション方式は「2ホール目から打順をひとつずつ繰り上げて打つ」方法と紹介されています。A→B→C→Dの例で比べてみましょう。
| プレーする順番 | 固定式の打ち始め | ローテーション方式の打ち始め |
|---|---|---|
| 最初にプレーするホール | A→B→C→D | A→B→C→D |
| 次にプレーするホール | A→B→C→D | B→C→D→A |
| 3番目にプレーするホール | A→B→C→D | C→D→A→B |
どちらの方式でも、そのホールの2打目以降は、表の打ち始めの順番で打っていきます。たとえばローテーション方式の2ホール目なら、1打目も2打目以降もB→C→D→Aです。
大会の要項でローテーションを採用している例もあります。2026年10月に開催された第39回全国グラウンド・ゴルフ交歓鳥取県大会の開催要項には、「打順は2日間を通して、1ホールごとにローテーション方式とする」と書かれています。参加する大会の方式は、要項や当日の説明で確認してください。
打順を間違えたときは?
打順を間違えたこと自体に罰則はなく、打ち直しもしません。間違いに気づいたら、同じ組の人に伝えて、次に打つ人を確認してから進めましょう。
ただし、打順の間違いとは別に、ボールの扱いなどで反則があった場合は、その反則のルールに従います。打順のほかに迷うことがあれば、大会の担当者に確認してください。
よくある質問
Q. 打順は最後まで同じですか?
採用する方式によって異なります。固定式では、どのホールも同じ順番で打ち始めます。ローテーション方式では、2ホール目から先頭が一人ずつ交代します。
Q. 2打目は遠い人から打ちますか?
いいえ。2打目以降も、ボールの遠い・近いに関係なく、そのホールの1打目の順番で打ちます。
Q. 前のホールの成績がよい人から打つのですか?
この記事で説明している固定式とローテーション方式は、前のホールの成績で順番を並べ替える方法ではありません。
Q. 自分の大会の打順は、どこで確認できますか?
大会の開催要項や、当日の説明で確認できます。参加者への説明を担当する方は、最初の打順の決め方と、次のホールの打ち始め(固定式かローテーション方式か)を、あらかじめ伝えておくと、当日の迷いが減ります。
まとめ
グラウンドゴルフの打つ順番は、次の3点を覚えておけば大丈夫です。
- 2打目以降は、ボールの遠い・近いに関係なく、そのホールの1打目の順番で打つ
- 次のホールの打ち始めは、固定式なら同じ順番、ローテーション方式なら先頭を一人ずつ交代する
- ホールポストにクラブヘッドの長さくらいまで近づいたら、「お先に」と声をかけて続けて打つこともできる
大会ではどちらの方式かを事前に確認し、打つときは、前の人や周囲の安全を確かめてからにしてください。
参考資料
- 日本グラウンド・ゴルフ協会「グラウンド・ゴルフのルール」(第4条)
- 日本グラウンド・ゴルフ協会「よくある質問と答え」(打順の決め方・ホールポストに近づいたボールの処理)
- 第39回全国グラウンド・ゴルフ交歓鳥取県大会開催要項(PDF)

この記事の筆者・監修
ぐらごる王子
世界一位のグラウンド・ゴルフプレイヤー
グラウンドゴルフ国際大会優勝。世界一のプレー経験をもとに、ぐらごるマガジンの記事を執筆・監修しています。YouTube「ぐらごるTV」でも情報発信中。


